自動車鈑金とは・・・?
凹凸が直っていない、塗装の色が違うなど、修理後の見た目だけで技術力の判断をしていませんか?
もちろん、鈑金・塗装というのは、復元すると言う大きな目的があるわけですから、凹凸や色の違いがあれば、技術力を問うことなんて問題外です。
しかし、見た目の仕上がりだけで判断してはいけないのです。
車のボディの修復というのは、美観はもちろんのこと、安全性、強度、耐久性の3つの確保をしなければなりません。
まず、「安全性の確保」というのは、事故の時に衝撃を吸収してくれるフレームの修復ができるか。また、エアバックや電子制御システム、サスペンション、ブレーキ関係などの点検チェック体制が確立されているか。
アクティブでは、新車製造時と同じ技術をもった最新型の溶接機を導入し、新車時と同じ溶接が可能です。また、自動車分解事業の認証(認証番号3-5032)を受けており、分解整備のできる工場として、整備士の資格を持ったスタッフが、点検・整備・修理を行います。
さらに、最近の自動車には、多くの電子制御システムがあり、どんなに技術のあるスタッフが点検をしても、わからないことがあります。
システム故障診断機(BOSCH製)を導入し、分解修理を行った自動車には、システムの点検を実施し、不具合やエラーがないか確認をしております。
次に、「強度の確保」ですが、近年の安全ボディには、超超高張力鋼板と言って、軽量化した薄いパネルのプレスの方法や組合せ方によって軽量かつ強度を保つように設計されています。この超超高張力鋼板には、特別な性格があり、パネルの修理が難しくなっています。修理方法には、各メーカーや車種によって異なっており、それぞれの修理マニュアルに従って修理をします。
修理のしやすさや、コスト面ばかりに気にしていると、本来の性能が発揮できない可能性があります。
最後に、「耐久性の確保」ですが、自動車のボディには、スチール(鉄)やアルミが使用されています。
最近では、サビや腐食に強い材質のもを車のボディに使用してますが、サビも発生しますし腐食もします。
これらのサビや腐食の進行を抑える作業方法や防錆材の塗布を行い、いろいろな環境に強く、耐久性のあるボディにします。
鈑金の設備
フレーム修正機(CUBIC製)
修正に不可欠な精度と強度を兼ね備えた世界No,1の修正レール導入。修理車両を固定し、フレームを修正する装置。作業スピード・正確性・安全性を実現します。
スポット溶接機(YASHIMA製)
新車製造ラインと同じ技術を搭載している最新型。パネルとパネルを強度を保ち綺麗に接合します。
パルスMIG溶接機(YASHIMA製)
この一台で車体整備に必要とされる全ての溶接に、独自の溶接プログラムで完全サポートします。
小さな損傷の修理から、フレームまでダメージを受けた大きな損傷まで修理いたします。
軽い損傷
保険を使用しない程度の損傷。バンパーの修理など
中くらいの損傷
深い凹み、エグレ、ドア交換程度
骨格部分の軽い修正など
大きな損傷
フレーム修正機によるフレーム修正・骨格部分の修正